勇壮な昼の幟山と幻想的で躍動感のある提灯大山笠!2019年戸畑祇園大山笠見どころとアクセス
九州の3大夏祭りの一つに挙げられる「戸畑祇園大山笠」
戸畑区内の4地区からそれぞれ出される大山笠と小若山笠、計8基が見どころとなる勇壮なお祭りです。
戸畑祇園大山笠の特徴は山笠と呼ばれる山車で、昼間は幟を立てた幟山、夜はピラミッド型に提灯を付けた提灯大山笠と姿を変えるところにあります。
このように同一の山車が昼と夜とで姿を変えるのは全国的に見てもあまり類がありません。
さらにはこの山笠の大変身も競演会として見ることができ、手際のいいくみ上げが見どころの一つとなっています。
戸畑祇園大山笠
開催期間:2019年7月26日(金)~28日(日)
開催場所:福岡県北九州市戸畑区
住所:北九州市戸畑区千防1-1-1 戸畑区役所前
問合せ先:093-871-1501(戸畑祇園大山笠振興会事務局)
公式HP:戸畑祇園大山笠
アクセス
電車:JR戸畑駅より徒歩5分
車:北九州都市高速戸畑出口より約5分
駐車場
祭り専用の無料駐車場などは設けられていません。
交通規制
詳細は公式ホームページを確認してください。
戸畑祇園大山笠の見どころ
戸畑祇園大山笠は毎年7月の第4週の金、土、日曜日に行われます。
戸畑祇園大山笠は戸畑区内の4地区がそれぞれ東大山笠、西大山笠、中原大山笠、天籟寺大山笠を運行します。
地区ごとにそろいの法被を着て背中には東、西、中、天と各地区の頭文字が記されているのですぐわかります。
高校生以上の大人が担ぐ大山笠と中学生が担ぐ小若山笠の2基がそれぞれの地区から出されます。
戸畑祇園大山笠は女人禁制の祭りで担ぎ手は60~100人の男衆のみとなっているのも特徴ですね。
昼の幟山は山車の紅白の幟を左右6本づつ計12本立てます。前面は「前花」背面は「見送り」と呼ばれ特に見送りは幟山笠のシンボルとされていて、各山笠ごとに異なる刺繍が施されています。
夜の提灯大山笠は幟山の装飾を台座から取り払ってしまい、台座の上に高さ4メートルのやぐらを組み上げます。
やぐらには計309個の提灯がピラミッド型に取り付けられます。
提灯には一つ一つろうそくの灯がともされており日の暮れた夜の町ではとても幻想的な提灯大山笠が浮かび上がります。
祭りの楽しみは神輿や山車だけではありませんよね、飛幡八幡宮の参道には露店が数多く出店され子供たちはこの露店を楽しみにしているんですよね。
祭り期間中は天候にくれぐれも気を付けてください。雷やゲリラ豪雨の対応方法をしっかり確認しておくことも必要ですね。