今年こそYOSAKOIソーラン祭りを見に行こう

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年々盛り上がりを増す北海道の初夏の祭りといえばYOSAKOIソーラン祭りですね。

最近では小学校の運動会の演目として「よさこいソーラン節」があるほど人気になりました。

誰しも1度はテレビなどで見たことがあると思いますが北海道という園地のためなかなか見に行く機会がないという人が多いのではないでしょうか。

まだ新緑の多く残る北海道に今年こそ訪れてYOSAKOIソーラン祭りを楽しんではいかがでしょうか。

 

YOSAKOIソーラン祭りって何?

YOSAKOIソーラン祭りは2015年で24回目となるとても新しいお祭りです。
YOSAKOI=「よさこい」は高知県の「よさこい祭り」からとったもので、よさこい祭りとソーラン節をミックスしたお祭りなんですね。
神様を祀ったお祭りではなく外国でいうフェスティバルといった感じのお祭りで、開催期間中の5日間はとにかくエネルギッシュに踊りまくるというのが「YOSAKOIソーラン祭り」です。
24回という回数にもかかわらず全国的に有名で大きな祭りとなったのには運営側の努力と北海道の文化性があるのかもしれません。
YOSAKOIソーラン祭りの起こりは当時北大生であった現在の参議院議員の長谷川岳氏が高知の「よさこい祭り」を見て感動し、北海道にもこんな祭りを作りたいという思いから始まりました。
当時の学生150人が実行委員となり第1回の開催から20万人を呼び込むという成功振りでした。
現在はすべてが学生の運営ではありませんが学生の力が多分に発揮されている点は変わりありません。
ちなみに去年のYOSAKOIソーラン祭りはメインの最終日が大雨だったにもかかわらず観客動員数は187万人で参加チームは国内海外合わせて270チームと大きなイベントになっています。
参加チームは大学生のサークルや市民チームで1年を通してこの祭りのために音楽を作成し、振付を考え、衣装を自前で用意します。
地元北海道のチームだけではなく他県や海外からも参加チームが毎年増えています。
ほとんどの会場が野外のためダイナミックな踊りと奇抜な衣装が見る人に印象的に映りますね。大学生のチームはエネルギッシュな踊りを披露し、毎年大賞の有力候補となっているチームもあるんです。
見る側も同じチームの演目を楽しみにしていて毎年出場する会場を追いかけている人も少なくないそうですよ。

 

 

YOSAKOIソーラン祭りの大賞はどうやって決まる?

毎年出場チームが増えて規模が大きくなると審査も複雑になってきます。
審査は10ブロックに分けて行われ、1次審査、セミファイナル、ファイナルの3段階になっていて前年の大賞受賞チームは予選なしのファイナルからになります。
1次審査のブロック分けでは前年度の成績上位チームが各ブロックに割り振られます。1次審査を行った結果で各ブロックから1位チームがファイナルに進出します。
各ブロックで2位のチームと3位になったチームの中から携帯電話投票で得票数の多かったチームがセミファイナルへと進めます。
セミファイナルは1位から11位まで順位が決定し、ファイナルは大賞が1チームと準大賞が2チーム決定します。
※2015年のブロック分け

 

YOSAKOIソーラン祭りはどうやってみたらいいの?

予選から複数会場で行われるため270以上のチームの演舞をすべて見ることは不可能です。
YOSAKOIソーラン祭りを最も楽しむためには5日間行われるなかで人気があって盛り上がりのあるスケジュールを押さえておくのがいいでしょう。
個人的には以下の演目を期待しています。

12日(金) ソーランナイト 18:00~21:20 大通公園西8丁目会場
13日(土) サタデーナイトパレード 19:30~21:20 大通南北パレード会場
14日(日) ファイナルパレード 18:00~19:10 大通パレード会場南コース
14日(日) お祭りパレード 18:00~19:10 大通パレード会場北コース
14日(日) ファイナルステージ 19:20~21:50 大通公園西8丁目会場

 

 


開催中は去年のように悪天候にならなければいいですね。
先日は雪が降ったという北海道ですので寒さにも気を付けてください。

 

YOSAKOIソーラン祭り 公式ホームページ