雨に濡れた紫陽花は趣がありますね とちぎあじさいまつり(2018年)
栃木県栃木市の太平山神社であじさいまつりが始まりました。太平山神社は桜の名所としても知られ4月ごろは多くのお花見客でにぎわいます。
今回紹介する「とちぎあじさいまつり」は太平山神社の参道に植えられた2500株の色とりどりのアジサイを楽しむことができる催しです。
毎年見ごろは6月の下旬から7月の上旬となっていますが、気温が暖かい年は鑑賞時期も少し早まるようです
とちぎあじさいまつり
【期間】 平成30年6月15日(金)~7月1日(日)
【場所】 太平山県立自然公園 あじさい坂
〒328-0054、栃木県栃木市平井町
【問い合わせ】
栃木市商工観光課 TEL 0282-21-2544
(社)栃木市観光協会 TEL 0282-25-2356
イベント
あじさい坂休憩案内所にて、南京玉すだれ実演や写真コンテスト入賞作品の展示会などが行われます。
○南京玉すだれの演技
6月17日(日) 午前11時~11時30
午後1時30分~2時
○江戸からくり人形の実演
6月24日(日)・7月1日(日)
午前11時~11時30
午後1時30分~2時
○とち介がくるよ
6月16日(土) 午前11時~
○景品が当たる抽選会
○とちぎの四季写真展
○あじさい俳句コンクール作品展
あじさい坂
太平山神社の参道は「あじさい坂」と言われ太平山自然公園六角堂前から随神門に至る約1000段の石段両側には西洋あじさいや山あじさいなどが生垣のようにきれいに手入れされています。
あじさいといえば6月の梅雨の時期によく目にしますが、雨に濡れた紫陽花は絵になりますよね。さらにこの1000段に及ぶ石段も雨にぬれると黒く光り趣があるんですよ。
あじさい坂は非常に人気のある紫陽花スポットですから坂の途中には休息用の茶店茶店も用意されています。人が増えてくる10時ごろには茶店も始まり名物の団子や焼き鳥などで程よくおなかを満たすことができます。
6月とはいえ晴天なら30度を超す日も出てきます、服装には十分気を付けてください。あじさい坂は普通に歩けば20分ほどの距離ですが、1000段の階段や山道ということもあり結構体力を使います。さらに梅雨独特の湿度と気温の高い状態では気分が悪くなることもあるでしょうから熱くなったら薄着ができるようにしていったほうがいいでしょう。さらに日差しには十分気を使って帽子も用意したほうがいいですよ。
紫陽花
あじさい坂の紫陽花は昭和49年に地元のライオンズクラブが植樹したのが始まりだそうで、西洋あじさい、額あじさい、山あじさいなど2500株が咲き競います。
紫陽花の花言葉って知ってますか?「移り気」だそうです。紫陽花の花の色は開花後から花が終わるまでに変化しています、さらに土の酸度によっても花の色が年々変わります。そんな紫陽花の花色の変化から「移り気」などと付いたのかもしれませんね。
土の酸度による花色は酸性だと「青」で弱酸性またはアルカリ性だと「赤」になるそうです。またその中間では「紫」ということですね。
私は個人的には白い花の紫陽花が好きなんです。淡い青や赤の花が多い中で白の花は無垢なイメージを感じてうれしくなりますね。
見ごろと混雑状況
平日でも多くの方が訪れ午前中に駐車場が満車となる盛況ぶりです。あじさい坂も多くの人で埋まるのでゆっくり見たい場合や人気のない趣のある写真を撮影するなら午前中の8時前に行くのがいいでしょう。
例年であれば見ごろは6月の下旬から7月の上旬となっています。
交通機関
電車:JR両毛線・東武日光線 栃木駅から関東バス「倭町経由大平地域行」で約15分
車:東北自動車道 栃木ICから約15分
駐車場
あじさい坂駐車場 有料(300円)
大曲駐車場(無料)
謙信平駐車場
錦着山駐車場