伝統の江戸の祭り 花園神社例大祭

新宿駅からほど近い東京のビル群に囲まれる花園神社。緑の少ない東京で花園神社の境内はオアシスのように緑が茂っている。

普段は大都会の喧騒の中にある場所だが年に二回、春の例大祭と11月に行われる酉の市は古き良き江戸の祭りが再現される。

今回はそんな花園神社例大祭について紹介します。

 

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花園神社例大祭

開催日:2018年5月25日(金)~28日(月)

開催時間:25日(金)宵宮祭18:00~

     26日(土)大祭式11:00~

         町内神輿の渡御

     27日(日)神幸祭

         宮神輿の渡御

     28日(月)後宴祭18:00~

開催場所:花園神社

住所:東京都新宿区新宿5-17-3

連絡先:03-3209-5265 花園神社

 

 

 

 

アクセス

【電車】

 ・東京メトロ「新宿三丁目駅」E2出口すぐ

 ・JR東京メトロ「新宿駅」徒歩7分
【車】

 ・首都高速4号新宿線新宿ICから約5分

 

 

花園神社

花園神社の創建された年代は不明で、江戸幕府が開かれるより前から新宿の地に総鎮守として祀られていたそうです。

「新宿」というのは新しい宿場町という意味で、江戸時代にこの地に新たな宿場町ができた時の名残だそうです。

また、花園神社は元は今の場所から南へ250メートルほどの位置にありました、しかし江戸時代に旗本屋敷ができたことで現在の場所に移転することになりました。

その新しい移転先が、綺麗な花が咲き誇る花園だったことから「花園神社」となったそうです。

 

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花園神社 例大祭

例大祭には隔年で行われる本祭とそれ以外の年に行われる陰祭があります。

本祭では本社神輿と雷電神輿の二基が境内を出て靖国通り、新宿通り、明治通りを盛大に練り歩きます。

本社神輿は高さ3メートルもあり、重量1500キロという巨大なみこしで、新宿の氏子町内(新宿一丁目、二丁目、三丁目、四丁目、三光町、新宿園、番衆町、花園町)の若い衆500人が神輿を担ぎます。

新宿のビル群の間を獅子頭や島田囃子を乗せた山車が先頭となり、大きな神輿を威勢よく担いで通るのですから面白い光景です。

その他にも花園神社の境内には約100店の露店が出店して賑やかに祭りを盛り上げています。

まだ5月ではありますが、暖かい年には浴衣姿の女性も多く夏の訪れを感じさせます。