黒石よされ2019 伝統の美しい流し踊りを見に行こう!

八甲田山、十和田湖など近くにな自然豊かな観光地が多い青森県黒石市。

 

この黒石に日本三大流し踊りの一つとされる「黒石よされ」があります。

 

500年以上前の盆踊りの際の男女の恋の掛け合い唄が起源といわれ、その後江戸時代に藩の政策(町興し)により黒石よされが盛んになったといわれています。

 

黒石よされは毎年の豊作を願う盆踊りで、「よされ」の語源は豊作の時は「仕事を“よして”楽しく踊り“なされ”」、そして凶作の時は「このような“世”の中は早く“去れ”」という言葉を短く言って「よされ」となったそうです。

 

 

 

 

 

 

開催日程

開催日:2019年8月14日(水)~20日(火)

 

開催場所:
 メイン会場 黒石市役所駐車場
 流し踊り 黒石市役所、中町周辺

 

住所:青森県黒石市

 

問合せ先:0172-52-3488 黒石観光協会

 

開催時間

 14日 ロックフェス(駅前広場)

  11:00~17:30

 

 15日 津軽民謡組踊 競演
  13:30~21:45

 16日 組踊大賞/歌って踊ろう♪みんなでよされ
  13:00~21:45

  両日とも黒石よされ流し踊りは19:00~21:00

 

 17日
  17:00~20:45 (ふるさと元気まつり2019)

 

 18日
  19:00~21:00

 19日
  19:00~21:00

 20日
  19:00~21:00

 18日~20日は駅前広場で黒石よされ廻り踊りが行われます。

 

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アクセス

電車:弘南電鉄黒石駅より徒歩10分
車 :東北道黒石ICから国道102号経由4km10分

 

駐車場:300台
 指定駐車場(御幸公園ほか)


ホームページ:黒石市-黒石よされ

 

 

 

 

 

スケジュール

8月14日

黒石よされロックふぇす2019

11:00~17:30

 

8月15日

13:30~17:30 黒石よされ津軽民謡組踊り競演(①メイン会場・②津軽こみせ駅(中町))

18:30~18:40 夜かぐら(メイン会場)

18:40~19:00 開会式(~出発宣言)

19:00~21:00 黒石よされ流し踊り(黒石市役所周辺商店街)

21:00~21:45 おどりはだり(メイン会場)


8月16日

11:00~17:00  黒石よされロックふぇす2018(津軽こみせ駅)

13:00~16:00 黒石よされ組踊り大賞(津軽伝承工芸館)

13:00~16:00 歌って踊ろう♪みんなでよされ(メイン会場)

18:40~18:50 夜かぐら

18:50~19:00 出発式

19:00~21:00 黒石よされ流し踊り(黒石市役所周辺商店街)

21:00~21:45 おどりはだり


17日
17:00~20:30 ふるさと元気まつり2019(場所:浅瀬石川千歳橋下流河川敷)


18日
19:00~21:00 黒石よされ廻り踊り(駅前広場)

19日
19:00~21:00 黒石よされ廻り踊り(駅前広場)


20日
19:00~21:00 黒石よされ廻り踊り(駅前広場)

 

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黒石よされ流し踊りとは

「エッチャホー、エッチャホー」が特徴的な掛け声の黒石よされは、廻り踊り、組踊り、流し踊りの3つの踊りで構成されています。


流し踊りは15日、16日に行われ、総勢2,000人の踊り手が列を作って踊り歩きます。

 

午後7時になるとメインン会場である御幸公園にたくさんの踊り手が集まり、公園中央には盆踊りのやぐらが設置されています。

 

御幸公園をスタートして街の中を踊り歩きます。時折休憩かと思うと急に円を作り廻り踊りが始まります。

 

廻り踊りは観客も参加可能で即興で振り付けを覚えて踊れますよ。

 

 

組踊りは、踊り組(20~30人)が三味線、太鼓、唄も賑やかに津軽民謡手踊りを披露します。

 

最近では創作踊りも取り入れられ各組の特色と熱のある踊りが祭りを盛り上げています。

 

よされ踊りの振り付けはその場で覚えられるほど簡単で、地元小学校などでは学校行事や各地域の行事などでも気軽に行われているそうです。

 

黒石よされは「黒石よされ」、「黒石甚句」、「黒石じょんから」、「津軽甚句(ドダレバチ)」の4曲からなり、流し踊りの「黒石よされ」は、雀に稲穂の浴衣を身にまとった踊り子たちが、風で揺れる稲穂やそれに群がる雀を追い払う仕草を表現した踊りです。

 

流し踊りの際は「黒石よされ」、円を作って踊る回り踊りでは少しテンポの速い「黒石甚句」「黒石じょんから」「津軽甚句(ドダレバチ)」の曲が使われます。

 

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黒石よされ 踊り方

 

 


古い趣のあるたたずまいを残す「こみせ通り」は祭りで流し踊りの観覧ポイントとなっています。

 

夜の「こみせ通り」は提灯の明かりで照らされ木造の味のある景色が浮かび上がります。日本の道百選にも選ばれている情緒豊かな通りで、写真撮影には絶好のポイントでしょう。

 

「こみせ」とは「小見世」と書き、雪の多いこの地方では雪や雨を防ぐための木造のアーケードです。

 


どの地方の祭りでもそうですが、お囃子の演奏者や踊り手が年々減少していく中で祭りの運営も厳しくなっています。

 

黒石では「黒石よされ」を後世に受け継いでいきたいという想いで今年からクラウドファンディングによる資金調達も行われるようになりました。

 

黒石よされの最盛期、お囃子の鳴り物はつづみ、太鼓、三味線、などなどその数は数えきれないほどだったそうで、その華やかさ豪華さがわかりますね。