いよいよ明日から浅草三社祭り

平成30年度の祭り日程は5月17日(木)18日(金) 19日(土) 20日(日)です。

 

世界各国から多くの観光客が訪れる町浅草。その浅草で最も盛り上がる祭りが三社祭です。
「火事と喧嘩は江戸の華」江戸時代の町火消しが活躍した時代は屈強な男たちがそろいの法被を着て火事場や祭りの場で喧嘩をさばいたことからできた言葉だそうです。
三社祭でも各町内ごとにそろいの法被を着た神輿の担ぎ手たちが我先にとひしめき合います。
町全体が盛り上がり所々で喧嘩や乱闘も起きる荒っぽい祭りでもあります。

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三社祭といえば氏子達が神輿を大きくゆすって担ぐ様子がいかにも江戸っ子の祭りというイメージですね。
この神輿には浅草四十四ヶ町のお神輿100基と浅草神社が所有する3基があります。
まず18日(土)に「町内神輿連合渡御」が行われ、浅草四十四ヶ町のお神輿100基による渡御が行われます。
神社でお祓いを受けた神輿が各町内に渡御、そろいの法被を着た氏子たちがかわるがわる担ぎます。
この時に神輿を大きく振り回す様子を「魂振り」といい、神輿に乗っている御神体の霊威を高めて豊作祈願と疫病蔓延を防ぐ願いがあります。
「町内神輿連合渡御」はおよそ正午ごろから始まります。
神輿の周りは大変混雑し危険ですのでくれぐれも注意して見物してください。


そして三社神輿のメインといえば19日(日)の「本社神輿各町渡御」です。浅草神社が所有する3基の「宮出し」が午前6時から行われます。
一日浅草の町を回った神輿は午後6時ごろ神社に戻り「宮入り」となります。

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