相馬野馬追 鎧武者と甲冑競馬がかっこよすぎる

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戦国時代ファンにはたまらない、相馬野馬追は「鎧武者」「合戦」という戦国の絵図を色濃く再現したお祭りといえるでしょう。
騎馬武者が蹄の音と甲冑の擦れ合う音を響かせながら延々と行列を作るさまはは映画のワンシーンのよう。戦国絵巻のように甲冑や旗指物を身に付けて疾駆する甲冑競馬など見るものを興奮させるお祭り。
何よりも武者を演じている人々の顔がみな本気なのだ。
そのルーツは千年以上も昔、相馬氏の先祖とされる平将門が自領地内に野馬を放って敵兵に見立てた軍事訓練だと言われている。
将門に習い相馬氏は野馬追を神事とし、その伝統を今にまで伝えています。
1978年に国の重要無形民俗文化財に指定され、2011年の東日本大震災でも絶えることなくわずか4ヶ月後に規模を縮小してだが行われた。
3日間にわたるこの祭りは1日目が「宵祭り」、2日目が「本祭り」、3日目に野馬を奉納する「野馬懸」が行われる。

 

 

開催日

平成30年7月28日(土)~7月30日(月)

 

見どころ

 お行列では色とりどりの指物やきれいに飾られた騎馬が雲雀ヶ原祭場地を目指して行列を作ります。
 戦国時代同様に各自に役回りが決められているため行列は整然しています。
 甲冑競馬や神旗争奪戦はこの祭りのメインといってもいいでしょう。
 1日目の宵祭りの後には相馬野馬追盆踊りのパレードも行われます。

 

 


1日目:宵祭り 7月28日(土)

 相馬3社(中村神社、太田神社、小高神社)に集合した武者が出陣式の後、祭場地に向かい、古式馬具をつけて「宵乗り」と呼ばれる競馬を行う。
 ・出陣式
 ・総大将御迎
 ・宵乗り競馬
 ・軍者会


2日目:本祭り 7月29日(日)
 装飾された馬に甲冑姿で乗る騎馬武者が隊列を組んで祭場地に向かう「お行列」で始まる。
 続いて、兜(かぶと)を脱いだ騎馬武者が旗指物をなびかせながら疾走する「甲冑競馬」、打ち上げ花火に仕込んだ神旗を騎馬武者が奪い合う「神旗争奪戦」が繰り広げられる。
 ・お行列
 ・甲冑競馬:正午開始
 ・神旗争奪戦:午後1時開始


3日目:野馬懸 7月30日(月)
 小高神社境内に追い込んだ裸馬を素手で捕らえて奉納する「野馬懸(のまがけ)」の神事がある。
 ・野馬懸
 

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車で来られる方は公式ホームページに駐車場や交通規制、シャトルバスの情報も掲載されているので確認してください。

相馬野馬追執行委員会-交通のご案内