神戸ルミナリエ2018の見どころ

1995年に兵庫県南部地域を襲った神戸・淡路大震災で犠牲になった方々への慰霊と鎮魂、そして震災の記憶を次世代に引き継ぐ目的で始められたのが「神戸ルミナリエ」です。

回は重ねられて今年で22回目の開催となった神戸ルミナリエ。まだ行かれたことのない方は是非一度荘厳な光の祭典をご覧になってください。

 

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開催期間 2018(平成30)年12月7日(金) ~ 12月16日(日)
開催場所 旧外国人居留地および東遊園地
開点灯時間 月~木曜日 18:00頃 ~ 21:30
 金曜日 18:00頃 ~ 22:00
 土曜日 17:00頃 ~ 22:00
 日曜日 17:00頃 ~ 21:30

 

 

ルミナリエとは

イタリアが発祥の電飾のお祭りがルミナリエです。イタリアのプーリア州サレント地方のスコッラーノ(Scorrano)は電飾産業で有名な町、小さな町で毎年おこなわれる夏祭りは色鮮やかな無数の電飾で彩られます。

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真夏の一番熱い時期、日中は涼しい屋内で過ごす人々も涼しくなった夜は盛大な電飾の祭りを楽しむためにピアッツァ(広場)へと集まるのです。
ルミナリエはバロック芸術を電飾で表現しようとしたのがはじまりでイタリア人の芸術性や色彩のセンスを堪能することができます。
神戸ルミナリエも日本の職人がスコッラーノへその技術を学びにいったそうですよ。


今年の見どころ

2016年から設置されている「ガレリアコペルタ」屋根付きの回廊。
以前は「ガレリア」アーチ形の回廊でしたが2016年からは天井部にも電飾が施された荘厳な光のトンネルとなっています。
電飾もLED電球による色鮮やかな電飾へと変わり、LED電球を使用することで電力の消費がおさえられます、また白や青の光が透明感のある美し光となっています。

 

 

  

アクセス

最寄駅:JR阪神元町駅

            地下鉄(海岸線) 旧居留地・大丸前駅

            JR三ノ宮

神戸ルミナリエ会場周辺は一方通行のため元町駅から誘導にしたがって歩行するのが無難です。
混雑時は元町駅から会場周辺まで30分以上かかる場合があります。

 

 

今では冬のイルミネーションイベントとして大変な人気になりましが、その運営は回を増すごとに厳しくなってきているとも言います。
1995年に始まった神戸ルミナリエは2004年に538万人という来場者数を記録しましたがその後は減少傾向にあります。
神戸ルミナリエの運営を助けているのが会場で翌年の開催のために募っている来場者からの募金です。来場者一人当たり100円の募金を呼び掛けて会場の20か所に募金箱を設置しています。
色鮮やかな電飾に感動をもらった方は是非募金を行ってまた来年の開催も楽しみにしましょう。

 

 

公式サイト

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