四基の神輿がそろう四社揃えは幻想的!鎌倉祇園大町まつりへ行こう
鎌倉祇園大町まつりは100年の歴史を持つ八雲神社の例大祭です。
四基の神輿が有名で神輿に付けられた提灯に灯がともり、四基が横一線に並ぶ「四社付け」は見ている人々を幻想的な世界へ引き込みます。
八雲神社は厄除けのご利益があるとされ、その昔、新羅三郎義光が京都の祇園社を勧請(神仏の分霊を請じ迎えること)したと伝えられている鎌倉最古の厄除け神社です。
八雲神社は地元では「八雲さん」や「厄除さん」と呼ばれており、こ例大祭も神輿の担ぎ手もお祭りを拝観するする人々も「悪疫退散招福繁昌」が約束されると言われています。
祭りは毎年7月の第2土曜日からの3日間行われ、子供の無事成長を祈願して神輿の下をくぐる「神輿くぐり」や、神輿四基が合体して担がれる「神輿振り」など独特の見どころがいくつもあります。
お祭には欠かせない露店も境内周辺に数多く出店されていて子供たちを中心に楽しそうな声が響き渡ります。
鎌倉祇園大町まつり
開催日:7 月9 日(土)~11 日(月)
開催時間:9日(土) 09:00 ~ 八雲神社例大祭
10日(日) 18:00 ~ 演芸大富くじ大会
11日(月) 18:30 ~ 民謡の夕べ
アクセス
鎌倉駅東口より徒歩10分
鎌倉祇園大町まつりの見どころ
初日の神幸祭(お渡り)では神輿を担ぐのは白丁烏帽子姿の男性のみで、お渡りの途中に満1歳の子を抱いて神輿の下をくぐる「神輿くぐり」が行われます。
神輿の下をくぐった子供は健やかに育つと伝えられています。
夕刻からは氏子による神輿渡御が行われ、狭い境内から街中に繰り出していきます。
低い鳥居をくぐる際は神輿を低くして通り、狭い参道もゆっくりと進み、その神輿の後ろを大勢の観客が追いかけます。
そして広い街中の道に出ると担ぎ手たちの「ヨイサ、ヨイサ」という掛け声が一斉に上がります。
神輿の横では子供たちによる囃子も行われ祭りの雰囲気が盛り上がります。
神輿に"大"の字が書かれた提灯がつるされ、夜の闇の中に幻想的な光と神輿が浮かび上がる光景はぜひ見ていただきたい。
大町四ツ角付近では四基の神輿が横一列に揃い担ぎ手も観客も最高の盛り上がりとなりますよ。