湊川灯籠流し2018 開催時間、参加方法
灯籠流しとはお盆の行事の一つで、先祖の霊を祀るために竹で作った灯籠に火をともして川に流します。
近年は灯籠を流すと海や川の汚染が問題になり、回収するにも費用がかかるなどの点から灯籠流し自体行う地域が少なくなってしまいました。
しかし、灯籠に思いを込めて川へと流す光景は幻想的で、先祖を敬う心を子供たちに引き継ぐ場としてはとても重要な行事といえます。
富津市の上総湊(かずさみなと)地区を流れる湊川でも毎年8月14日に灯籠流しが行われます。
一時期途絶えてはいましたが昭和61年に復活し、毎年地元の子供たちをはじめ多くの方が灯籠を作成してながしています。
湊川灯籠流し
開催期間
2018年8月14日
開催日時
灯籠流し:18時00分~20時30分
開催場所
灯籠流し:湊川 親水公園~河口
花火打ち上げ:湊川河口(観覧場所上総湊海水浴場・上総湊港海浜公園)
灯籠流し参加方法
灯籠流しは地元住民以外の方でも灯籠キットを購入し流すことが出来ます。
詳しくは、富津市商工会へ問い合わせてください。
問い合わせ先
湊川灯籠流し実行委員会(富津市商工会天羽支所)
電話:0439-67-0625
ホームページ:南房総の玄関口 富津市商工会
アクセス
電車:JR内房線上総湊駅から徒歩約15分
車:館山自動車道富津中央ICから約10分
駐車場 200台 無料
スケジュール
18:30 開会式
19:00 大灯籠献灯式・ご詠歌奉詠・灯籠流し
20:00 盆踊り
20:30 花火打上げ
21:00 終了
湊川灯籠流しは先祖の魂を供養するものですが、平成23年からは東日本大震災への追悼の意も込められて行われています。
当日は湊川親水公園から地元の方たち、続いて灯籠を購入した方々と次々に灯籠を流していきます。
灯籠の数は600個にもなり、あまり流れのはやくない湊川を御詠歌とともに河口まで流れていきます。
御詠歌とは、仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌と成し、曲に乗せ唱えるものです。
ここで使用される灯籠は本格木製灯籠で流す人のメッセージや絵などが書かれています。
湊川灯籠流しはそのほかにも縁日や盆踊りが行なわれるほか、灯籠が流れ着く河口では500発の花火が打ち上げられる花火大会も実施されます。
縁日では露店も複数出ていて帰省した家族が夏祭りを楽しむ姿がよく見られます。
夏祭りといえば盆踊りも楽しみの一つですね。輪になりみんな一体となって踊る楽しさは夏の素敵な思い出です。
雨が降ったり、天候が悪い場合は灯籠を川に流さず川沿いの道に展示する形で実施されます。