2018 尾島ねぷたまつり 関東の勇壮なねぷたまつりを見に行こう
群馬県で「ねぷた」を見ることができるのを知ってましたか?
群馬県太田市では「尾島ねぷた」というねぷたまつりが毎年8月14日、15日に行われています。
ねぷたといえば青森県の弘前市が有名ですが、太田市は弘前市と友好都市であることから昭和61年から弘前市の協力をへてねぷたまつりを開催することになりました。
ちなみに「ねぶた」で有名なのは青森県青森市、「ねぷた」で有名なのは青森県弘前市ですよね、この「ねぶた」と「ねぷた」の違いは知ってますか?
どちらも戦にちなんだお祭りなんですが、戦に行く前に行うのが「ねぷた」で、戦いから帰ってきて行うのが「ねぶた」なんだそうです。
2018 尾島ねぷたまつり 日程
開催日:2018年08月14日(火) ~ 2018年08月15日(水)
開催時間:10:00~22:00
※ねぷたの運行は
14日18:40~
15日18:30~
開催場所:尾島商店街大通り(県道142号)
住所:〒370-0401 群馬県太田市尾島町
問い合わせ先:0276-47-1833 尾島ねぷたまつり実行委員会
ホームページ:(告知)尾島ねぷたまつりについて | 旅するおおた | 太田市観光協会
アクセス
東北自動車道館林ICより車で約45分
北関東自動車道伊勢崎ICより車で約30分
北関東自動車道太田藪塚ICより車で約20分
関越自動車道花園ICより車で約45分
関越自動車道本庄児玉ICより車で約40分
東武伊勢崎線木崎駅より徒歩約15分
駐車場
臨時駐車場あり(約1,000台)
駐車場がたくさん用意されていますので下記PDFの2枚目で確認してください。
シャトルバス
お祭り開催中無料のシャトルバスが運行されます
・東武伊勢崎線「木崎駅」ー会場間
・尾島庁舎駐車場・道の駅おおたー会場間
運行時間は16:30~22:00頃まで
尾島ねぷたまつりの始まり
尾島ねぷたは青森県弘前市の協力のもと昭和61年から開催されるようになりましたが、太田市と弘前市の関係はというと遠く戦国時代までさかのぼります。
津軽藩初代藩主の津軽為信は関ヶ原の合戦で東軍に味方し、美濃国(岐阜県)大垣城を攻めました。
合戦後、その功績により家康より上野国(群馬県)の8ヶ村2000石を加増されました。これにより旧尾島町に津軽藩の所領ができたわけです。
その史実が現在になり両市の友好関係へと至ったわけです。
ちなみに弘前ねぷたは「組ねぷた」といわれて竹で複雑な形を作り出すのに対し、尾島ねぷたは「扇ねぷた」という扇型のねぷたがほとんどです。
尾島ねぷたまつりの見どころ
扇ねぷたは高さが7メートルにもなり、運行する際には電線などに当たらないよう上部が折りたたみ式になっています。
また、扇ねぷたの正面には歴史上の人物を描き、背面には女性の姿が描かれるのが一般的なようです。
日が沈むころ各ねぷたに灯が入ると薄暗い景色にねぷたの勇壮な姿が浮かび上がります。日本の祭りを象徴するような荘厳な姿は祭りを一気に盛り上げます。
ねぶた同様に祭りで目を引くのが3メートルもある大太鼓です。
長いバチを持ってさらしを巻いた威勢のいい女性たちが太鼓の上にまたがって太鼓をたたき続けます。
まつり終盤に行われるお囃子の大合奏は聞く者の心を震わせる演奏ですよ。
特に太鼓をたたくのは女性と決まっているわけでないのですが、この地方では「かかあ天下と空っ風」などと言われるように女性優位の気風があるためなのか女性が多く参加しているようですね。