加賀百万石伝統の祭り お旅まつりを見に行こう

伝統の街として人気の高い金沢、数多くの伝統工芸が今でも訪れる人々の目を楽しませてくれます。

 

金沢文化は加賀藩百万石という大藩の下で数々の名君たちによって育まれてきました。

 

加賀友禅九谷焼、金沢漆器、金沢箔など、北陸新幹線が開通した今では訪れてみたい観光地としての人気は高まるばかりです。

 


初代藩主前田利家をはじめ、三代目藩主利常、五代目藩主綱紀など名君の誉高い藩主が芸術文化を推奨し城下に多くの優秀な工芸士を招き入れることで金沢文化を発展させていきました。

 

中でも三代目藩主前田利常は大藩であるゆえに将軍家から多くの嫌がらせを受けていた加賀藩を守るため、自らバカ殿を演じたと言われています。遊びに興じることで周りの目を欺き、文化を推奨することで国力を強くしていったのです。

 

他国からはバカ殿と言われていましたが利常の周りから家臣が去ることはありませんでした。隠居後も金沢の隣、小松城に家臣を引き連れて移り住むとここでも小松絹の産業を発展させ街を潤しました。

 

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前置きが長くなってしまいましたが、今回紹介するのは金沢の隣町小松市で行われる「お旅まつり」を紹介します。

 

小松は金沢城下から近く京都へも便がいいことから小松織などの行商が発展しやすい条件がそろっていました。

 

今でも当時をしのばせる街並みが多く残り金沢の茶屋街などを連想させます。その小松の街で江戸時代より続く歴史あるお祭が「お旅まつり」です。

 

 

 

小松織で町が潤うと商人たちは行商の先々で見た祭りを取り入れて、小松でも盛大な祭りを行おうとはじまったのがお旅まつりです。


見どころは子供歌舞伎や子供獅子、金沢ならではの工芸技術で彩られた曳山です。

 

小松市は九龍橋川で北と南に分かれ南側の橋南に5基、北側の橋北に3基の曳山があり、毎年当番町の2町が街中を巡り曳山の上で子供歌舞伎を上演します。当番町以外の町では曳山が車所で公開展示されているので8基全部見ることができますよ。

 

 

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2017年は5月12日(金)~14日(日)までお旅まつりが行われます。

 

以前は橋南と橋北の曳山は行き来することがなかったのですが、平成2年に小松市の市制50周年を記念して曳揃えが行われて以降は曳山8基が揃い夜間にはライトアップされるなど一層豪華さが増しています。

 

 

お旅まつり

開催日
 2017年5月12(金)~14(日)

開催場所
 小松市旧市街地一帯

連絡先
 0761-24-807(小松市観光交流課)

アクセス
 電車:JR北陸本線小松駅から徒歩約15分

 

 

 

お旅まつりの楽しみ方

祭りの一番のメインは子供歌舞伎です。

 2017年の当番町は 中 町(なかまち)と龍助町(りゅうすけちょう)です。

 中町:神霊矢口の渡 頓兵衛住家の段
龍助町:玩辞楼十二曲の内 義士外伝 「土屋主税

 


曳山の美しさを楽しむなら「曳山五基曳揃え」「曳山八基曳揃え」を見るのがお勧めです。

中でも夕刻からのライトアップは曳山の豪華さが一層引立てたれ一見の価値がありです。

 

催しのスケジュールや場所は下記のパンフレットにてご確認ください。

 

「平成29年 お旅まつり」